虫歯治療

虫歯は放っておいても治らない!?

虫歯は虫歯菌により、歯が溶かされてしまう病気です。
放置しても自然に治ることはありません。虫歯の進行を防ぐには、早期発見・早期治療が何よりも重要です。
痛みといった異変を少しでも感じた際は、すぐ当院にご相談ください。

こんな症状、習慣はありませんか?

  • 歯磨きなどのケアを怠りがち
  • 寝る前に食事をしたりする
  • 食事の時間が不規則
  • 歯磨きの習慣があるのに虫歯がある
  • 間食の回数が多い
  • 無意識に口を開けてしまいがちな方
  • お菓子などの糖分の含まれているものをとりがち
  • 歯科医院での定期検診に来ていない

当院の虫歯治療の取り組み

1痛み・不安に寄り添う治療

歯科治療に対する不安や痛みを最小限に抑えることをめざし、当院はさまざまな技術を取り入れております。 下記が具体的な取り組みです。

  • 極細の注射針を用いた麻酔
  • 電動麻酔器の使用
  • 表面麻酔を活用
  • 注射針を刺す位置にも配慮
  • 麻酔薬を温めてから使用

2歯を残す、守るための治療

治療をしない限り、一度削った歯は元に戻りません。
当院は「できるだけ歯を削らない治療」を心がけております。また、歯本来の自然な状態をめざし、技術の向上や予防にも力を入れております。
詰め物や被せ物の劣化に伴う虫歯の再発リスクや、歯の寿命に悪影響を及ぼさないためには、日常的なケアが重要です。

どうして虫歯になるの?

虫歯はバイ菌が出す酸によって歯が溶ける病気です

虫歯とはミュータンス菌などが出す酸によって歯が溶ける病気です。
一度虫歯が発症し、歯質が溶けると、二度と元には戻りません。また虫歯がどんどん進行すると、歯を削る量も多くなり、歯の寿命が短くなってしまいます。少しでもお口に違和感があれば、早めに歯科医院を受診しましょう。

虫歯を引き起こす4つの要因

虫歯を引き起こす原因は、大きく分けて細菌・糖分・歯質・時間の4つです。
各要素の関係性や虫歯リスクに対する理解を深めることで、今後の予防に向けた対策が可能です。

  • 細菌

    歯は非常に硬い性質を持っています。しかし虫歯菌の出す酸には弱いため、もともとのお口の細菌量が多ければ多いほど虫歯になるリスクが高まります。

  • 糖分

    食べ物に含まれている糖質は、ミュータンス菌が酸を作る材料となります。糖分の多い食生活を続けている方は歯の表面が酸にさらされる時間が長くなるため要注意です。

  • 歯質

    歯質が弱いと酸にも弱いので虫歯になりやすくなります。また乳歯や生えたばかりの永久歯はどなたも歯質が弱いため、注意してケアを行わなければなりません。

  • 時間

    ケアまでの時間も大切です。食後の口腔内は酸性に傾いた状態で、虫歯になりやすい状態です。ダラダラ食べが虫歯の要因になるのは酸性の状態が続くからです。食後はできる限り早くケアしましょう。

虫歯ができる原因がこれらの4つの要素が重なることがご理解いただけたかと思います。
そのうえでこうもお考えになるのではないでしょうか。「虫歯になる理由は分かったけど、どうすれば虫歯にならないか?」
具体的な虫歯の治療と予防についても説明していきます。

虫歯の治療って何するの?

「虫歯の治療」というと、何をイメージしますか?
「歯を削って・詰める事」をイメージするでしょうか?

実は、虫歯の治療で1番大切なことは「虫歯になった原因を考える事」です。
どうして虫歯になったかを考えないと、何度も何度も虫歯を繰り返すことにります。逆に虫歯の原因を改善出来れば、新しい虫歯で悩まされる事もなくなります。

まずは虫歯になった原因の改善を目指しましょう

「歯を削って・詰める」のは、その後です。虫歯によって溶かされた(穴が空いた・欠けた)部分は、放っておいても元に戻りません。 そこで虫歯を取り除き、プラスチック等の詰め物・かぶせ物で補います。
ここで重要なことは、「虫歯が治った」と表現しますが、それは「歯がなくなった部分をプラスチック等で補修した」だけです。
例えるなら、ズボンに穴が空いて、その穴を代わりの布で塞いだのと一緒です。完全に元に戻った訳ではありません。
穴が増えたり、補修した穴が大きくなれば、どんどんつぎはぎだらけのズボンになります。歯も一緒です。
どんどん虫歯の治療を繰り返せば、つぎはぎだらけの歯になります。 つぎはぎだらけのズボンはいずれ使い物にならなくなるように、何度も治療を繰り返した歯は、いずれ使えなくなる可能性があります。

大きい虫歯には歯の神経の治療をしましょう

重度の虫歯は、歯の内部の根管まで悪影響を及ぼし、神経にも損傷を与えます。
この段階では、抜歯が解決策のように思われますが、根管治療によって歯を残すという手段もあります。
根管治療では、虫歯部分を取り除き、根管の徹底的な洗浄・消毒し、最終的には被せ物を取り付けて歯の機能の回復をめざします。