口腔外科

お口の悩み・トラブルは
口腔外科に

口腔外科とは、親知らずの抜歯、顎関節症、口内炎、口腔周辺のケガなどに関する治療を行う診療科です。
口腔外科が関わる分野は早めに歯科医院で治療を行えば、スピーディーにトラブルを解決できる可能性が高まります。
ぜひ困ったことがあればすぐにご相談ください。

親知らずの抜歯

親知らずはまっすぐに生えていて、綺麗に磨ければ特に問題はありません。しかし、斜めに生えてきたり、完全に生えきらなかったりする場合は注意が必要です。
食べかすが溜まりやすくなり、磨き残しが増えて虫歯の原因になるなどさまざまな悪影響を及ぼします。

本当に抜歯が必要か見極める丁寧な診察しております

親知らずは抜歯が必要とは限りません。当院では、精密検査から一人ひとりの口腔状態を明らかにし、抜歯の必要性を慎重に判断します。
今後の健康や安心を優先に、不要な処置は避け、患者さんに適した治療をご案内いたします。

口腔内粘膜疾患

口腔内粘膜疾患とは、口腔内の粘膜に生じるさまざまな病気の総称です。
悪化を防ぎ、回復を促進するには、初期段階での早期発見・早期治療が大切です。
「ただの口内炎かな?」と思っても、何らかの病気が隠れている可能性があり、専門家による診断が必要です。
わずかな異変も決して放置せず、まずは当院にご相談ください。

睡眠時無呼吸症

睡眠時の無呼吸や呼吸が浅くなる「睡眠時無呼吸症」は、眠っているにもかかわらず脳の覚醒状態が続き、十分な休息の妨げになります。その結果、寝ても疲れが取れず、日中の強い眠気や倦怠感を引き起こし、日常生活に悪影響を及ぼす可能性があるのです。
睡眠中の症状は患者さんも自覚しにくく、重症化する恐れがあります。来院時はまず口腔内を詳しく検査し、呼吸が停止するリスクの軽減をめざす治療法をご提案します。

睡眠時無呼吸症の改善のために歯科ができること

当院は、睡眠時無呼吸症の原因となる口腔内の問題に対応し、治療を行います。
保険適用でのマウスピース作成も可能ですが、専門医の診断を推奨しており、必要に応じて医科と連携して治療を進めます。

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりは、多くの人が無意識のうちに行っています。歯や顎に大きな負担がかかり、顎関節症を発症する原因にもなります。
当院では、歯の摩耗や顎の健康を守り、歯ぎしりや食いしばりの改善に向けた治療の提供が可能です。
患者さんの快適な日常生活を取り戻し、健康をサポートしてまいります。

歯ぎしりや食いしばりには以下の3つのタイプがあることが知られています。

  • グラインディング

    いわゆる「歯ぎしり」であり、上下の歯を強くこすり合わせ、横に力を加えながらスライドさせる行為です。歯に過剰な圧力がかかり、長期的には歯や歯周組織が損傷し、他の口腔トラブルを引き起こす原因にもなります。

  • クレンチング

    いわゆる「食いしばり」であり、歯を強く噛み締める行為です。顎の筋肉に過度な負担がかかり、顎関節症のリスクを高めます。

  • タッピング

    タッピングは、上下の歯を軽く接触させては離す動作を繰り返しす行為です。カチカチという音が鳴るのが特徴です。原因にはストレスが関係しており、歯や顎関節への負担が増える点で注意が必要です。

歯ぎしり・食いしばりがもたらす悪影響

  • お口まわりへの負担

    歯ぎしりや食いしばりによる悪影響は、歯や顎だけにとどまりません。歯の欠けたり折れたり、歯並びや噛み合わせが悪くなったりなど、口腔全体に不調をきたす原因になります。

  • 影響が全身に及ぶことも

    歯ぎしりや食いしばりが原因で、筋肉に過剰な負担がかかります。筋肉は連動しているため、頭痛や肩こり、腰痛などの全身の不調にもつながります。これらの症状は日常生活に支障をきたし、生活の質を低下させる恐れがあります。

その他のお口のお悩みもご相談ください

当院は、歯ぎしりや食いしばりの治療はもちろん、上唇小帯の異常や口唇ヘルペスなどの口腔粘膜疾患、外傷によるトラブルなど、あらゆる症例幅広くに対応しております。
専門的な治療やアドバイスの提供も可能ですので、お口の健康に関するお悩みは当院にご相談ください。